理事長挨拶



「1人でも多くの患者さんが治るのをお手伝いしたい」、「1人でも多くの最先端の技術と優れた人格を兼ね備えた外科医を育てたい」という思いから、志を同じくする医局員とともに低侵襲手術を核にした集学的治療の開発・普及活動を20年以上に渡って行って参りました。近年,低侵襲手術に伴う医療事故の報道が相次ぎ、先端外科治療の安全性確保に対する社会的要求が急激に高まっています。さらに規模を大きくして活動を行っていく責務に駆られていますが、自分と同志による個人ベースの活動では負担が大きく、幅広く寄付やボランティアを受け入れられる体制を整えたく、特定非営利活動法人先端外科治療推進協会(APAMT: Association for Promotion of Advanced Medical Technology)を設立いたしました。

さらに令和4年3月29日、共益的な事業活動、適切な運営組織・経理、適切な事業活動内容、適切な情報公開等が、所轄官庁である愛知県庁に特例認定されました。

「特例認定特定非営利活動法人先端外科治療推進協会」は、医療の地域格差の軽減,医療資源の適切な配置による均てん化と医療レベルのさらなる向上、あらゆる疾患の治療成績の向上と、広く一般市民の健康と福祉の増進に寄与することを目的としています。


認定特定非営利活動法人 先端外科治療推進協会
NPO APAMT 理事長
宇山 一朗

藤田医科大学 先端ロボット・内視鏡手術学講座 教授